仙台市立仙台第二工業高等学校は平成21年度に閉校し，平成22年度から仙台市立仙台工業高等学校（定時制課程）として位置づけられました。

　　小さな成功体験の積み重ねの中に 大きな成長の一歩がある

　校長　西尾正人

　本校の定時制課程は大正４年仙台工業補習学校として、上杉の地に第一歩を刻み以来、工業技術の振興と継承を 教育の柱に据えた着実な歩みを続けてまいりました。その後、社会の移り変わりに対応するため、平成２２年度よ り独立校である仙台第二工業高等学校から仙台市立仙台工業高等学校定時制課程として新たな歴史をスタートさせ 産業界の発展に大きな役割を果たしております。

　本校の教育目標は、「働きながら学ぶ」ということから強い意志と信念である「不撓不屈」の精神を第一に、知・徳・体の調和のとれた 成長と実践的職業能力および勤労観を育成する事を目指しています。 特に重点目標として、伝統校としての自信と誇りの醸成を掲げ、基礎学力の向上と専門的知識・技術・技能の確かな習得、課外活動・学校行 事の活性化を図り、保護者・地域とともに学ぶ活力ある教育環境づくりを行う所存でおります。

　昨年度は、高校生ものづくりコンテストや専門性の高い資格取得などを通して、実践的で高度な技術、技能の習得と豊かな人間性に取り組み、自動車部の2013　World Econo Move　Grand Prix（電気自動車レース）でジュニアクラス全国第2位をはじめ多くの部活動・コンテストおよび資格取得で高い実績を残すことができました。

　今後は、創立120周年，定時制課程100周年を一つの節目と定め、更なる本校生徒のプライドの醸成と本校のブランドの確立に向けた幅広い活動を行ってまいります。

　小さな成功体験の積み重ねの中に、大きな成長の一歩があり、その活動する舞台作りが、学校教育の重要な使命と考えております。

　 今後とも本校の教育活動につきまして関係の皆様のご協力・ご支援をくださりますようお願いいたします。

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