「天空図書館」

 鶴中の図書館には「天空図書館」という名前がついていて,図書事務の千葉さんと平井さんが運営しています。利用者のことがよく考えられており,とてもきれいに整理されていて,使いやすい図書館です。掲示物や案内の字体がユニークで統一感があり,月に1〜2回「天空図書館だより」で情報発信もしています。
 今年度は新型コロナウイルス対策のため学年ごとに利用日が決まっていたり,貸出日と返却日が分けられていたり,一度に利用する人数に制限があったり,利用方法が大幅に変わりましたが,生徒はよく理解して利用しているようです。
 下の写真は,11月12日(木)の昼休みに撮影したものです。この日は1年生の貸出日でした。利用状況を見に行ったのですが,貸し出しカウンターの上に,中学校の図書館にあるはずのない本があり,思わず手に取ってしまいました。何とMichael Ende の名作 MOMO のドイツ語版です。日本語版はたいていの図書館には置いてあると思いますが,ドイツ語版は珍しいです。平井さんによると,仙台国際センター内にある多文化共生センターで除籍図書の譲渡会があり,そこでもらい受けたのだそうです。
 まだ20代の頃にドイツ語版で MOMO を読んだことがあり,懐かしくてうれしくなりました。ミヒャエル・エンデは映画にもなった「はてしない物語/ネバーエンディング・ストーリー」の作者で,そちらの原題は "Die unendliche Geschichte" といいます。1年貸出日天空図書館案内MOMO
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