震災遺構 荒浜小学校を訪ねて ー5年生校外学習

groundfloor.jpg 7日(水)、5年生が校外学習で震災遺構 荒浜小学校を訪ねました。はじめに説明を受けたのは津波が到達したときの様子です。1階は天井も床もめくれ上がった状態のままでした。2階のキャビネットに付いた錆びの跡は「4.5m」という高さを無言で語っているようでした。toiletandalfarice.jpg 震災当日の生活についても教えていただきました。理科室に設置された簡易トイレ、家族で1パックずつしか配付されなかったアルファ米の味、ヘリコプターでの救助を待つ人の列……教室で調べて知ってはいても、実際にそれが行われていた場所で、実際に被災した人から聞く話は何倍も子どもたちの心に響いたようです。kannnon.jpg 荒浜小での見学を終えた後、子どもたちは「震災慰霊の塔」「荒浜慈聖観音」を訪れ、犠牲になった人の御霊に手を合わせました。「語り継ぐこと」だけでなく「備えること」が大切。教訓を今後の自分たちの生活に生かしていくことの大切さを再確認する学習となりました。rooftop.jpg この日は快晴でしたが,太陽が雲に隠れると寒さを感じました。11年前,雪が降っていたこの場所はどれほど過酷な状況だったのでしょうか。
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