寺小ブログ

　４年生は体育で長縄跳びをしていました。目標は「全員が続けて跳べる」とか「連続１００回」とか，グループでそれぞれ違いますが，目標に向かって，声を掛け合って一生懸命取り組んでいました。子供の頃，私は入るタイミングがわからず悔しい思いをしました。教員になってから入るタイミングを，背中を押して教えると跳ぶことができることを知りました。回数を目標にするだけでなく，児童一人一人の良さが発揮できる共生社会への思いやりの気持ちも大切にしながらの学習をめざしています。けがをしていたり体が不自由だったりする人のことを考えながら目標を立てて達成をめざします。全員の気持ちが一つになって目標が達成できた時のうれしさは気持ちのよいものです。たくさんの友達と学ぶ楽しさは，このような時に味わうことができます。長縄は，励まして協力し合うことの大切さや困難を乗り越える力も身に付けることができます。