単元名
総合的な学習の時間
Future愛子
指導学級・指導者
仙台市立愛子小学校 4年1組 ・ 教諭 菅原崇志
ねらい
今までの「愛子こどもの森」活動を振り返り,3年生に自分たちの思いを伝えよう。
指導の流れ
1 前時の振り返り・本時のめあての確認
2 シンキングツール「Yチャート」(個人) → Yチャートの例
シンキングツール 「Yチャート」を活用し,見たり,聞いたり,感じたりしたことの観点を示し,情報を整理しました。(情報の整理・分類)
留意したのは以下の3点です。
@ 情報を整理する観点を明確に提示
A 根拠を明らかに → どの資料や誰が言ったどの言葉から? 等
B 感じたことを自分の言葉で表現
3 シンキングツール「ピラミッドチャート」(グループ) → ピラミッドチャートの例
グループの意見を整理し,3年生に伝えたいことを焦点化するために,ピラミッドチャートを活用しました。
ピラミッドチャートの3段に,付箋に書いて貼った情報と,その整理方法は,以下の通りです。
@ 3年生に向けて伝えたいことを貼り,話し合う(下段)
A 根拠を明確にし,大事だと思う情報を整理する(中段)
B グループの中で一番伝えたいことを決める(上段)
このとき,いらない情報を切り捨てていくような活動になりがちでした。そこで,目的別のグループ編成をすることで,子どもたちの意識が変わり,一人ひとりの意見が生かされるようになりました。
4 iPadアプリ「ロイロノート」で,聴き手を意識した発表用資料作り(グループ)
タブレット端末を活用し,自分たちの考えを見直しながら,3年生に向けた発信の構成を考えました。
また,相手や内容などによって,発表手段を選んで発信しました。 → ロイロノートのページ
成果と課題
成果
○ 伝える相手を明確にすることで,聴き手を意識した内容,表現につながった。
○ シンキングツールを活用することで,情報の整理につながった。
課題
●学習課題と思考に合わせることが,シンキングツールの活用に効果的である。
資料
情報活用型デザインシート(指導案等) → デザインシート | リ・デザインシート
活用したシンキングツール → Yチャート | ピラミッドチャート