仙台市立作並小学校ブログ ２０１５

　21日（水），校内の授業研究会が行われました。

　授業者は，大本講師。５年生の理科「流れる水の働き」の授業が公開されました。

　授業は，流れる水の量によって浸食，運搬，堆積のはたらきがどのように変化するかを実験を通して確かめました。

　実験では，水の量以外の条件は同じにし，水の量が多いときと少ないときを比較し，流れる水のはたらきとの関係を考察しました。

　実験後，「水の量が増えると，運ばれる土が多くなる」「水の量が多いと，川幅が広がっている」など，流れる水の量が増えると，浸食，運搬，堆積のはたらきが大きくなることを理解することができました。

　放課後，今日の授業について話し合いが行われました。

　「先生が予備実験を繰り返して行ったことで，実験の精度が上がり，子どもたちのたくさんの気付きにつながっていた。」
　「教師は子どもたちの多様な考えをしっかり受け止めて指導していくことが大切。今日の授業では想定外の思考も受け止め，柔軟に対応することができていた。」

　授業者はもちろん，授業を参観した職員も授業づくりについて学ぶことができました。