学校に導入されているプロジェクタ(NEC LT 150Z)とノート型コンピュータ(富士通FMV715NU3/B)を例に,接続手順と操作手順をまとめました。機種が違ってもほぼ同じ手順で機器の活用ができます。
プロジェクタの画像を映す,『スクリーン』を準備します。
プロジェクタ
プロジェクタを取り出し,スクリーンから適度に離れた位置に設置します。その際,
コンセントの位置・電源コードの長さ・スクリーンの大きさと距離
などに留意してください。
(写真のプロジェクタの場合,スクリーンから投影距離1.5m〜7.5mまで可能)
プロジェクタの付属品を確認します。
○ 黒い電源コード
○ 信号ケーブル(コンピュータと接続するためのもの)
○ リモコン その他
プロジェクタを設置したら,レンズキャップを外し,黒い電源コードの差し込みコンセントの,もう一方の端子を
プロジェクタの後部
にある
写真2
の形の接続部に差し込みます。
AC IN (プロジェクタ側接続部)
次に信号ケーブルを
写真3
のプロジェクタ後部と
写真4
のコンピュータ後部にある信号ケーブル端子に差し込みます。
(同じ形をしているのでどちら側を差し込んでも差し支えありません。)
信号ケーブル端子
この端子のもう一方を写真4の
コンピュータ側端子に接続する。
ケーブルを接続したら,プロジェクタ上部にある
写真5
の電源(Power)ボタンを2秒間くらい押します。
状態表示ランプ
が
オレンジ色の点灯→緑色の点滅→緑色の点灯の順に変化
し,電源が入ります。
このときスクリーンは
青色
になり画面右上に”no input”あるいは”無信号”と表示されます。これは,コンピュータからの映像信号がまだ送られていないことを示しています。
次にコンピュータの電源を入れ,Windowsが立ち上がりましたら,コンピュータ画面がスクリーンに映っているかどうかを確認します。
スクリーンにコンピュータ画面が映らない場合,コンピュータ(FMVの場合)のキーボード左下にある
青色
の文字で書かれた
Fnキー
を押しながら,キーボード最上段の
F10キー
を押します。
コンピュータのメーカーによっては,Fnキー+F1〜F12キーを押すなど様々です。
左のような絵が書いてあるファンクションキー(F1〜F12)が画面切り替えキーです。
これはスクリーンにコンピュータの画面を表示させるための重要な操作ですが,コンピュータの機種によっては,この操作を必要としない場合もあります。また,
写真5
のSOURCEボタンはコンピュータやビデオデッキなど,映したい機器の選択切り替えを行う部分で,コンピュータ画面が映れば触れる必要はありません。
最後に,画面の調整と操作の方法です。
○コンピュータの画面が黒くなり,スクリーンにコンピュータの画面が映しだされます。
○プロジェクタのレンズの枠を回して,画面のピントが合うよう調節します。
○プロジェクタの傾きは,
写真5
のプロジェクタ上部にあるボタンを押しながら,プロジェクタを上下して調整できます。
○スクリーンを見ながら,コンピュータを使用する時とまったく同じようにマウス操作をします。
電源を切るときは,
写真5
の電源ボタンを2秒くらい押します。
スクリーン下に”しばらくお待ちください”というメッセージが出てきます。
電源ボタン左側の状態表示ランプが緑色の点滅に変わります。
ランプの色がオレンジ色になるまでプロジェクタの電源プラグをコンセントから抜かないでください
。ランプの色がオレンジになったら,電源コードの接続を抜き,コンピュータを終了させてください。
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