冬休み明け全校集会を行いました。

 当初オンライン開催の予定でしたが,通信障害のため放送集会(音声のみ)に切り替えて実施しました。いつも本校教育活動に深いご理解とご協力をいただいております保護者の皆様,地域の皆様,本年もどうぞよろしくお願いいたします。
生徒の新年の抱負は,学年通信等でお知らせする予定です。

(校長講話)
 明けましておめでとうございます。冬休みが明けて,本日再び元気で会うことができたことをともに喜びたいと思います。昔から『1年の計は元旦にあり』と言われています。皆さんも各学年学級で,それぞれが教室に掲示する『今年1年にこんな事を成し遂げたい』という抱負や希望もとに歩み出すことを示しています。1年の始まりに当たって考えておくべきことは,これからの1年に向けて,見通しを持ち,取り組むべき目標をしっかりと定めること。それは,この1年の中で常に皆さんの行動の指針となります。
 さて,皆さんは新年に当たり,どのような目標や抱負を持ちましたか。その目標や抱負に向けた行動を是非やってみてください。やらないことには,結果が出るか出ないか分かりません。先に答えを欲しがるのは「甘え」でしかないと思います。行動する前にいろいろと悪い結果を考え,立ち止まってしまう弱さは誰にでもあります。しかし,それは時に自分への甘えとなり,停滞の原因になってしまうことがあります。目標に向けた行動の成果がこの1年の間には出なくとも2,3年先にでも出れば,やって良かったと思うはずです。悪い結果を怖れてやらなければ,何も得られません。「答え」は先に出ているのではなく,後に残るものなのです。
 私は,皆さんに既に「すべては人の心が決めるのだ。向上したい,自信を持ちたい。もしあなたがそう願うならあなたはそのとおりの人になる」と伝えてきました。また,今年の箱根駅伝の優勝した駒澤大学大八木監督は「情熱に勝る能力はなし」と部員の皆さんに伝えているそうです。
常の願いがあってこそ,情熱をかけて目標に向けた行動ができるのです。これからの先の1年に皆さんが,情熱をかけて自分の目標や抱負に向けた行動がしっかりとできるよう願っています。
 そして,これからの3ヶ月の学校生活は,それぞれの学年のまとめをする段階であることを肝に銘じて,取り組んでいかなければなりません。
 それぞれの学年を修了するには,それにふさわしいレベルに達して,次のステップに進んでいくことが必要です。今の学習への取組は,それにふさわしいレベルなのか。それにふさわしい生活行動や生活態度が身についているのだろうか。到達した自分を確かめてゴールしてほしいものです。それが,この3ヶ月間であることを今日ここで,全校生徒の皆さんと確認して,心して励んでほしいと願っています。
コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行も心配されています。引き続き基本的な感染対策を行いながらも,それに負けない皆さんの健闘を期待しています。

新年の抱負を伝える生徒の様子(放送室)
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  • 2023.01.10 Tuesday 12:40
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