仙台市立作並小学校ブログ 2015

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ふるさと学習〜こけしの絵付け

 26日(水),伝統文化教育の一環として,地元・作並こけしの工人から,こけしの絵付けを教えていただきました。

 講師は,平賀こけし店の平賀輝幸さん。作並系こけしただ一人の工人です。

 ふるさと学習では,はじめに作並系こけしの歴史を教えていただきました。作並系初代のこけし工人は,椀や盆等の木工品を加工,製造する木地師(きじし)・南條徳右衛門で,1860年ころからこけし作りを始めたそうです。平賀さんは8代目になります。

 その後,絵付けの仕方を教えていただきました。作並系こけしは,目から描き始め,鼻,まゆ毛,目玉…という順番で絵付けしていきます。体の模様は,ろくろを使って絵付けを行いました。

 平賀さんからは「色を重ねると汚くなるからね」「筆に色を付けすぎると色が飛ぶよ」とろくろを使って絵付けする際の注意点も教えていただきました。

 初めて絵付けに挑戦した1年生は,慎重に筆を動かしていました。6年生は自分のこけしだけでなく,震災以来交流のある佐賀県の鍋島小学校へ贈る大きいこけしの絵付けも行いました。

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