仙台市立袋原小学校 2023年度ブログ

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開校記念日

本日は袋原小学校48周年目の開校記念日でした。
6年生の代表児童が学校の好きな場所を発表してくれました。
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子供たちには袋原小学校の校歌と校章についてこんなお話をしました。

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今日11月16日は、袋原小学校の48さいの誕生日です。
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袋原小学校の建物は昭和51年の4月にできあがりました。
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昭和51年4月3日。 隣の中田小学校から115名の子供たちが鼓笛隊を先頭に、できあがったばかりの袋原小学校にやってきました。
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また東隣の四郎丸小学校から、351名の子供たちが袋原小学校にやってきました。
先頭を見てください。袋原小と描かれた大きな旗を持っています。
実はこのとき、まだ、学校のマーク「校章」が決まっていなかったのです。
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ですので、開校式でも学校のマークはありません。せっかくテレビ局が来て、ニュースでも放映されたのですが、
学校のシンボルである校章がまだできあがっていなかったのです。
校章ばかりか、校歌もまだできていませんでした。子供たちは、みんなで集まっても歌う歌がないので、
いつも「希望の虹」という童謡を歌って、寂しい思いをしていたそうです。
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そして、開校から7か月後、
1976年11月16日。 48年前の今日ですね。 校歌と校章が発表されました。こういう理由で、今日、11月16日が袋原小学校の開校記念日となっています。
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さて、 袋原小学校の校章、学校のマークは、みなさん何度も目にしているから知っていますね。
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この葉は、樫の葉、を表しています。樫の木は冬になっても枯れないので力強さやたくましさを表すそうです。
3枚の葉は、すぐれた体力、たしかな学力、豊かな心を表しています。
これは樫の木に咲く花を表しています。 三つの花は先生方、お家の方々、地域のみなさんが協力し合う様子を表しているそうです。
真ん中に小学校の小の字があります。
この校章は袋原小学校の一番はじめの教頭先生、小野寺昭教頭先生がデザインしたそうです。すごいですね。


こちらが袋原小学校の校歌ですね。
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こちらの壇上にいるお二人が校歌の作曲をした本間先生と、作詞をした橋浦先生です。
お二人とも大学の音楽の先生と国語の先生です。
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校長室に、橋浦先生や本間先生ががどんな気持ちで作詞作曲をしたかが書いている本がありました。
橋浦先生は実際に袋原小学校に来て、子供たちの様子を見て、明るくいきいきと過ごしている様子、すがすがしく挨拶をする様子にたいへん心打たれたと述べています。
そんな様子を歌詞に表したので、いつでも、どこでも歌ってほしいとも述べています。
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作曲をした本間先生は、袋原小学校の子供たちに、誇りと勇気を与える助けになる曲にしたいと思い、少し大人びた感じのある旋律にしたと述べています。
そして、自分の作った校歌はまだ完成していなくて、袋原小の子供たちが毎日の生活の中で歌ってくれて、初めて完成すると述べています。
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昨年度までは、教室でのびのびと歌うことができず、自分の学校の校歌なのにまだ覚えていない人がいるかもしれません。
今日、このあと、校歌を歌います。48年間歌い継がれてきた袋原小学校の校歌に誇りを持って、大きな声でしっかりと歌って欲しいと思います。
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開校記念式のあと、1年生が感想を書いてくれました。
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「きょうは、ふくろばら小学校のたんじょう日でした。これからもいっぱい長生きして、また、子どもたちと先生もふやしてね。48さいおめでとう。」
「ふくろばら小学校、おたんじょう日おめでとうございます。いつもぽかぽかうんどうできるこうていが大すきです。これからもがんばろうね。」
「きょうは開校記念式でした。学校に誕生日があるなんて知らなかった。48さいおめでとう。これからもよろしくね。」

少し難しいお話でしたが、しっかりと聞いていた1年生に感心しました。
袋原小の風景(校長室より) | - | -
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